書道甲子園 茨城・水戸葵陵高が初V 「最高の出来」 平和と命の尊さ表現
高校生が音楽に合わせて踊りながら巨大な紙に文字や絵を表現し、腕を競い合う「第18回書道パフォーマンス甲子園」の本戦が27日、愛媛県四国中央市で開かれ、茨城県水戸市の水戸葵陵高が初優勝した。同高は8月21日、大阪・関西万博会場内のEXPOホールで開催される特別大会「書道パフォーマンス甲子園in EXPO」に出場する。
戦後80年に当たる今年、同校が掲げたテーマは「いのちの尊厳」。部員たちは、さだまさしさんの楽曲「防人(さきもり)の詩」など計3曲に合わせて手話と身体表現で歌詞の内容を伝えた。縦4メートル、横6メートルの巨大な紙には「争いの無い世界へ 命の煌(きら)めきを信じて」「未来へ繋(つな)げ」などと力強く揮毫(きごう)し、平和な世界と命の重さを表した。
同校は7大会連続出場で前回は準優勝。書道部長の3年、根本栞恩(しおん)さん(17)は「先輩方の功績に負けないものを残せた。うれしいの一言に尽きる」と声を弾ませ、「重いテーマに負けないよう表情やダンスで明るい未来の希望も伝えた」と振り返った。
辻哲一(のりかず)顧問(56)は「(戦後80年について)どのようにメッセージを残せるか考えた。最高の出来で、部員たちは100%の力を発揮した」とたたえた。
今大会は33都府県の104校がエントリーした。本戦には予選を勝ち抜いた21校が出場し、書の美しさや演技、身体表現などを競い合った。
特別大会には、同校を含む上位5校のうち希望する高校と、愛媛県の三島高が出場する。










