茨城空港-上海便 就航15周年祝う 県、旅行客に記念品渡し歓迎

春秋航空(中国)の茨城空港-上海便の就航15周年を記念し、茨城県は29日、同県小美玉市与沢の同空港ターミナルビルで記念イベントを開いた。同空港PR大使の「いばらきスカイガイド」らが、上海から到着した旅行客らに記念品を手渡しながら来県を歓迎した。
国際線到着口付近には、日本語と中国語で「ようこそ、いばらきへ」と書いた横断幕を掲示。同ガイドの佐川ちあきさんと甲野藤こころさん、同市の同空港応援大使の林田侑女さんが、「記念品のプレゼントです」と呼びかけ、県内の観光ガイドや地元の菓子などの入った記念品約180セットを配った。
佐川さんと甲野藤さんは「茨城を好きになってもらい、何度でも来てほしい」、林田さんも「茨城や小美玉市の魅力を多くの人に伝える」と語った。
同ビル内では8月29日まで、同空港フォトコンテストで入賞した、春秋航空の機体が写った写真の展示なども行われている。
上海便は2010年7月28日に連続チャーター便として運航を始め、12年6月に定期便化。コロナ禍などで20年2月から2度運休したが、昨年12月から再開して運航している。