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水戸通り魔 進学校出身「物静かな人」 「急にキレる」 容疑者知る関係者 茨城

容疑者が裏通りから国道50号側に抜ける際に通ったとみられる路地=29日午前、水戸市南町
容疑者が裏通りから国道50号側に抜ける際に通ったとみられる路地=29日午前、水戸市南町
容疑者の動き
容疑者の動き


茨城県水戸市の中心市街地で28日夕方に発生した無差別襲撃事件。殺人未遂の疑いで逮捕された同市、職業不詳、容疑者の男(48)を知る関係者は「おとなしい性格で、物静かな人だった」とその人柄を語った。

同県笠間市出身で、中学・高校は水戸市内の進学校に通っていたという男。走るのが速く、中学時代は陸上部に所属していた。当時の文集には、全国大会を目指して練習に励んだ日々を振り返り「夢と希望を持って生きていた」などと記していた。

成人後は、地元の農協で働いていた時期があった。当時を知る70代の農業男性は「営農指導の担当として各農家を回っていた。おとなしくて、きちょうめんで、すごく真面目だった」と言い、「いつから変わってしまったのか」と首をかしげた。

一方で、付き合いのあった40代男性は「急にスイッチが入ってキレることがあった。コミュニケーションが苦手のように見えた」と話した。

当時の近隣住民によると、近所付き合いは少なく、時折、自宅から言い争う声が聞こえてくることもあったという。70代男性は「あいさつを交わす際もうつむき加減で、声も小さかった。ニュースを見て『まさか』と思った」と驚いた様子だった。

男が事件現場近くの水戸市内のマンションに転居したのは6、7年ほど前とみられる。



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