第107回全国高校野球選手権大会 明秀日立高ナイン、甲子園へ出発 「1勝でも多く」 茨城県代表

8月5日開幕の第107回全国高校野球選手権大会に茨城県代表として出場する明秀日立高ナインが31日、同県日立市幸町1丁目のJR日立駅から甲子園に向け出発した。出発式が同駅前で開かれ、能戸輝夢主将(3年)は「日立市民や県民、戦ってきた高校のため、1勝でも多く、元気や勇気を与えられるよう頑張る」と活躍を誓った。
出発式で塙定之校長は「甲子園で存分に戦ってくれることを信じている」とあいさつ。小川春樹市長は「一戦必勝で頂点を目指してほしい。悔いのない試合を」と激励した。
金沢成奉監督は「日立はもとより県北、茨城県を代表して、感動してもらえる試合を展開する。子どもたちの力と運を信じて、戦い抜く」と意気込みを示した。
出発式には関係者や地域の子どもたちなど約150人が集まり、選手とハイタッチしたり握手したりして見送った。
同校の夏の甲子園出場は3年ぶり2度目。組み合わせ抽選会は8月3日に行われる。