昆虫生態 楽しく学ぶ ゲームやパズルで体感 茨城・つくば

カブトムシやカマキリなどの身近な昆虫をテーマにした企画展「エキスポ昆虫ランドへようこそ」が、茨城県つくば市吾妻のつくばエキスポセンターで開かれている。昆虫を題材にしたパズルやゲームを通じ、昆虫の生態について理解を深める。
七つの展示で構成され、カマキリと対戦する体感型アトラクションなどが目を引く。箱パズルのコーナーでは、ばらばらになった昆虫の体を元に戻すことで、昆虫の体が頭、胸、腹の三つで成り立っていることを学ぶ。
捕食者から身を守るために体を周囲に溶け込ませる「擬態」をテーマにしたコーナーでは、ナナフシやカレハバッタなど5種類の虫を探し出す。「音」に関する展示では、コオロギや蚊の鳴き声を体感できるほか、セミが鳴く仕組み、スズメバチの警告音などについてパネルで解説する。
企画展の担当者は「展示を通じ、昆虫の優れた能力を学んでほしい」と話している。会期は31日まで。入館料で見学可能。大人500円、子ども250円、3歳以下無料。