ニセ電話詐欺 ひたちなかの81歳男性、3320万円被害 茨城

茨城県警組織犯罪対策1課は1日、同県ひたちなか市、無職、男性(81)が架空請求で現金3320万円をだまし取られたと発表した。同課はニセ電話詐欺事件とみて調べている。
同課によると、5月下旬ごろ、内閣セキュリティーセンターの職員を名乗る男から男性の携帯電話に着信があり、「あなたの携帯が悪用され5000万円の損失が出ている」などと説明された。さらに「振込金の番号を確認した後、お金を返すので協力してほしい」などと言われ、6月20日、指定口座に200万円を振り込んだ。
その後も7月13日までの間、7回にわたり計820万円を入金したほか、東京都内の指定住所にも5回にわたり計2300万円を送付した。