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山車巡行 音色軽やか 潮来祇園祭礼 茨城

巡行中の山車を方向転換する参加者ら=潮来市内
巡行中の山車を方向転換する参加者ら=潮来市内


1188年の新宮造営の際に行われた祝祭が始まりとされる素鵞(そが)熊野神社(茨城県潮来市潮来)の例大祭「潮来祇園祭礼」が1日、市内で始まった。芸座連が奏でる「潮来ばやし」や「佐原囃子(ばやし)」の軽やかな音色に乗って山車が各町内を練り歩くなど、市内はにぎやかな雰囲気に包まれている。祭りは3日まで続く。

初日は雨が降ったりやんだりする中、みこし2基が神社から御仮屋へ向かう「お浜下り」からスタート。午前9時半ごろから山車が各町内を巡行し、夕方はJR潮来駅周辺で各町による踊りや「のの字回し」など山車の曲曳(きょくび)きを行った。

同市あやめ2丁目は約10年ぶりに御仮屋前で、奉納のの字回しを実施。男たちが歯を食いしばり、重さ約4トンの巨大な山車を旋回させた。高木秀明区長は「五穀豊穣(ほうじょう)、コメの豊作を願いながら巡行している」と話した。2日夜は2丁目オリジナルの「六文銭回し」を初披露する。

2、3両日とも各町内での町内回りを中心に山車を巡行。2日の夕方からは東と西地区に分かれ、踊りやのの字回しなどを行う。3日午後4時ごろからみこしが神社へ向かう「お山上り」を予定だ。



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