茨城県内、台風9号接近で強風と猛暑 水戸で最大風速18.7メートル 古河で37.0度、7地点で猛暑日
茨城県内は2日、台風9号の接近に伴い、未明から明け方にかけて最大瞬間風速15メートル以上の強い風が吹いた。通過後は暖かい空気が流れ込み、各地で厳しい暑さとなった。
水戸地方気象台によると、最大瞬間風速は水戸市で18.7メートル、日立市で16.9メートル、鹿嶋市で16.6メートルを観測した。県防災・危機管理課によると、台風によるけが人や被害はなかった。
同日昼ごろからは、台風で流れ込んだ暖かく湿った空気と晴れた影響で各地で気温が上昇。最高気温は古河市で37.0度、筑西市と鉾田市で35.8度を観測するなど全14観測地点のうち7地点で35度を超す猛暑日となった。
県消防安全課によると、同日午後4時現在、熱中症とみられる症状で12~98歳の男女15人が搬送され、中等症が7人、軽症が6人だった。