夜空に多彩な花火 三尺玉2発、光の大輪 茨城・古河

古河花火大会(同実行委員会主催)が2日夜、茨城県古河市の古河ゴルフリンクスで開かれた。目玉となる花火「三尺玉」が打ち上がると、光が輝いてから少し遅れて「ドーン」という大音響が響き渡り、直径約650メートルの光の大輪が夜空高く花開いた。見守る観衆からは大きな歓声が上がった。
今回打ち上げられた三尺玉は2発。中盤と最後にそれぞれ披露された。中盤の打ち上げは壮大なクラシック音楽を背景に、10号玉20発とともに夜空を彩った。
花火大会は20回目で、市合併20周年記念行事の一環。午後7時20分から約70分間にわたり、三尺玉のほか、桃まつりや提灯(ちょうちん)竿(ざお)もみまつりなど市を代表する祭り、鮒(ふな)甘露煮や高級傘といった市の特産品をかたどる多彩な花火を、音楽の演出に乗せて打ち上げた。