ロマンス詐欺 石岡の65歳男性 恋愛感情利用され、暗号資産1877万円相当被害 日本人男性名乗る者に 茨城

茨城県警石岡署は5日、同県石岡市、無職、男性(65)が交流サイト(SNS)で知り合った日本人男性を名乗る者に恋愛感情を抱き、暗号資産計約1877万円相当をだまし取られたと発表した。同署はSNS型ロマンス詐欺とみて調べている。
同署によると、男性は5月23日、X(旧ツイッター)で日本人男性を名乗る者と知り合い、LINE(ライン)でやりとりするうちに恋愛感情を抱くようになった。暗号資産の投資を勧められ、偽の暗号資産取引所でアカウントを作成した。
男性が6月11日、暗号資産約7万円相当を指定アドレスに送信したところ、偽のサイト上で利益が出ているように表示された。信用した男性は同12~17日までの間、4回にわたり計約1870万円相当を送信した。