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Vチューバー、鉾田「開拓」 市の魅力発信 第3弾 農産物販売や商品開発 茨城

鉾田市をPRするVチューバー「因幡はねる」(©ななしいんく)
鉾田市をPRするVチューバー「因幡はねる」(©ななしいんく)


茨城県鉾田市の魅力を若者に発信しようと、市はバーチャルユーチューバー(Vチューバー)を活用した取り組みの第3弾を開始した。Vチューバーを活用した事業を手がけるuyet(ユエット、東京都渋谷区)と連携。今回はVチューバーが農園で農作物を育てるほか、無人販売所の設置、収穫した野菜や果物を使ったオリジナル商品の開発などを行う予定だ。

この取り組みは、10~30代を中心としたVチューバーファンに第2、第3の地元になる「推せるまち」に出合うことを目的としたプロジェクト。地域の魅力を発信するマンガや動画などのコンテンツを通じて、「地域活性化」や「ふるさと納税の拡大」などに貢献することを目的とする。同プロジェクトには、因幡はねるさんをはじめとするVチューバー事務所「ななしいんく」所属のVチューバーが出演する予定だという。

今回の取り組みは「ななしのホコタ開拓記」と名付け、Vチューバーが鉾田市を開拓するというコンセプトを掲げる。「ななし農園」ではサツマイモやイチゴなどを育て、無人販売所で農作物を販売する。また、市内の企業と協力してオリジナル商品も開発。オリジナル商品はふるさと納税の返礼品として出品する予定だという。期間は7月20日から約8カ月間を見込む。

因幡さんは「今年も鉾田市と取り組みができることをうれしく思う。どの企画も注目してほしいが、特に地元農園とのコラボ企画は自身でも初の取り組みになる。ファンの皆さんだけでなく、地元の方にも参加してもらえれば」とコメントしている。



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