東海第2 使用済み核燃料プール、冷却ポンプ自動停止 環境影響なし 茨城
日本原子力発電(原電)は5日、茨城県東海村白方の東海第2原発で、使用済み核燃料プールを冷却するポンプが警報で自動停止したと発表した。原電は周辺環境への影響はないとし、原因を調べている。
原電によると、5日午前11時14分、電気的な故障があることを知らせる警報音が、中央制御室に鳴るなどして自動停止した。同日午後0時21分に別系統のポンプを起動し、プール内の温度は自動停止直後の約28.5度で変化はなかった。
プール内には使用済みを含め、2202体の核燃料が保管されている。