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茨城食の魅力 ドラマ完成 磯山さんら見どころ紹介

完成会見に出席した古川雄大さん(左から2人目)と磯山さやかさん(右)ら=東京都渋谷区
完成会見に出席した古川雄大さん(左から2人目)と磯山さやかさん(右)ら=東京都渋谷区


NHKのプレミアムドラマ「コトコト~おいしい心と出会う旅~」茨城編の完成会見が7日、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれた。主人公役の古川雄大さん(38)や、茨城県行方市のサツマイモ農家役を演じる磯山さやかさん(41)らが、作品の見どころや茨城県の魅力を語った。ドラマは24日午後10時からNHKBSとBSプレミアム4Kで放送される。

ドラマは古川さんの演じる百貨店のバイヤー、結稀宏人が全国各地の食材を使ったスープをつくる物語。茨城編は昨年12月の富山編と新潟編、8月17日の群馬編に続き、シリーズ第4弾となる。

茨城編は結稀が当初「売れるスープ」をつくろうと必死だったが、磯山さんの演じる高橋家の人々との出会いを通じて、考え方が徐々に変わっていくストーリーだ。

撮影前にはスタッフが行方市や同県鉾田市などを訪問。ドラマ同様、県民と交流する中で台本が完成したという。撮影も茨城県で行った。

会見で、古川さんは「現地で出会った人たちとの一期一会を楽しんで、そこでしか生まれないものがつくれた」とアピール。茨城県で交流した人たちについて「(県民性として)最初はガードがあるが、一度迎え入れてくれると、すごく愛してくれる」と謝意を示した。あまり好きではなかったというレンコンも、撮影時にハウスレンコンを食べて「大好物になった」とし、エピソードを紹介しながら笑顔で振り返った。

同県鉾田市出身の磯山さんは「茨城の温かさ、いいところが出ているドラマ。茨城が舞台の作品に出演でき、感無量」と話した。



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