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独スポ少、高校生らと交流 剣道や卓球で汗 茨城・水戸

剣道を教わるドイツ訪問団のメンバー=水戸市見和
剣道を教わるドイツ訪問団のメンバー=水戸市見和


第52回日独スポーツ少年団同時交流で茨城県を訪れているドイツ訪問団のメンバーが9日、同県水戸市見和の常磐大で、高校生や大学生らと卓球や剣道で交流を深めた。

国際経験豊かな指導者育成や親善を目的に、1974年から日独両国のスポ少が相互訪問を続けている。ドイツ訪問団は7月下旬に来日し、16日間にわたって全国各地でスポーツ交流や視察研修などを行う。

茨城県を訪れたのは17~22歳の団員や指導者ら9人。卓球では常磐大高の卓球部員らと的当てゲームや実戦形式の対戦で汗を流した。剣道では同大剣道部員から素振りやすり足などの基本動作とともに、礼儀作法を学んだ。

同高卓球部の田村礼暉(らいき)部長(2年)は「自分が取り組んでいるスポーツで世界の人と交流できてうれしい。言葉を超えてプレーで通じ合えた」と喜んだ。

ドイツ団員リーダーのキリアン・ブラントさん(17)は「日本伝統のスポーツを体験できて良かった。卓球もすごく楽しかった。貴重な時間を過ごせた」と笑顔を見せた。

訪問団の一行は11日、県立水戸桜ノ牧高で茶道や書道、ディスカッションなどを行う予定。



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