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腹腔鏡シミュレーターで手術体験 小中学生、医療への理解深める 茨城・水戸

腹腔鏡シミュレーターを使い手術体験をする子どもら=水戸市双葉台
腹腔鏡シミュレーターを使い手術体験をする子どもら=水戸市双葉台


小中学生を対象にした「夏休みこども医療体験~腹腔鏡をつかってみよう」が10日、茨城県水戸市双葉台の水戸済生会病院で開かれた。子どもたちは手術着を着用し写真撮影や腹腔(ふくくう)鏡シミュレーターを使った手術体験などを通し、医療への理解を深めた。

医師を職業の選択肢に加えてもらおうと、同病院が昨年から始めた試みで、小中学生18人が参加。子どもたちは手術着や専用の帽子、手袋、マスクを着用し、腹腔鏡シミュレーターを使い輪ゴムを挟んだり、穴に紐を通すなどした。手術室見学も行われた。

参加した茨城中3年の高山紗葉さん(15)は「腹腔鏡は細かい作業なので本当の手術だったら大変。医療に興味があり、将来は医者を目指したい」と夢を膨らませた。指導した消化器センター長の丸山常彦医師は「頑張って勉強して、外科医になって」とエールを送った。



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