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eスポーツ 多世代交流 高齢者と学生ら50人 茨城・水戸

白熱した太鼓の達人。大きな声援が飛び交った=水戸市笠原町
白熱した太鼓の達人。大きな声援が飛び交った=水戸市笠原町


コンピューターゲームで競う「eスポーツ」の多世代交流会が8日、茨城県水戸市笠原町の県立健康プラザで開かれた。茨城わくわくセンターのeスポーツサロンに参加している高齢者と、水戸啓明高のeスポーツ部「CREATE Lab.(クリエイトラボ)」、同部OBらの茨城キリスト教大の学生合わせて約50人が参加し、ゲームで対戦し交流を深めた。

交流会は県と県社会福祉協議会が、コロナ禍で途絶えた高齢者の他者とのつながりを築くことを目的に主催し、今年で3回目。

水戸啓明高の生徒が促し、介護予防体操「シルバーリハビリ体操」で、体をほぐした後、同部が開発した赤と青のプレートを仕分けるゲームやキーボードを使ったアスレチックゲームのほか、果物をそろえるパズル「スイカゲーム」、インターネット上の仮想空間「メタバース」をプレー。

さらに4チームに分かれて、音楽に合わせて太鼓をたたく「太鼓の達人」の交流戦を行った。

優勝チームの一人、水戸市、山田信子さん(75)は「われわれシニアが高校生や大学生と交流することはめったにないので、うれしかった」と喜んだ。同部の高橋慶悟部長(16)は「昨年より体験できるゲームを増やした。その分、高齢者の方にたくさん楽しんでもらえたと思う」と話した。



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