ふるさとかわち 破産開始決定 負債1億2100万円 茨城
東京商工リサーチつくば支店は13日、農産物加工・販売業のふるさとかわち(茨城県河内町長竿)が水戸地裁龍ケ崎支部から破産開始決定を受けたと発表した。決定は1日付。負債総額は約1億2100万円。
ふるさとかわちは1997年9月に農業振興を目的として、河内町、JA、業者、地元生産者から出資を受けて設立された第3セクター。同町で生産される米の集荷販売を主力事業とし、ブランド米「おかずのいらないかわちのお米」の販売で知られたほか、同町の特産物販売施設「かわち直販センター」の運営も手がけていた。
2004年8月期から08年8月期にかけては3億円前後の売上高を上げていた。だが、13年に経営陣が同社役員や従業員らに対し、町が保有していた同社株を譲渡していたことを受け、町との関係が悪化した。直売所を移転して事業を継続したが、売上高の縮小に歯止めがかからず、赤字経営が常態化。23年8月期の売上高は5000万円程度まで低下し、業績改善が見込めないことから事業継続を断念した。










