盆の入りに墓参り 家族で先祖供養 水戸・善重寺 茨城

先祖の霊が帰ってくるとされる盆の入りを迎えた13日、茨城県内の寺院や墓地では家族連れなど多くの人が墓参し、先祖の供養をする姿が見られた。
同県水戸市酒門町の善重寺(藤本貫大住職)には朝から続々と人が訪れ、花を供え線香をたいた墓前で先祖に手を合わせていた。
家族と共に父の墓参りをした同市河和田町の益子直之さん(46)は「盆の入りは必ず3世代で来る。父を家に連れて帰り、酒を飲み交わしたい」と語った。
藤本住職は「賜った命や生きている意味に気付く機縁になれば」と、墓参の大切さに触れた。