お盆の夜彩る あんどん500個 堀跡ほのかに照らす 茨城・古河

茨城県古河市のお盆恒例イベント「夢あんどんと夕涼み」が14日夜、同市中央町の旧古河城堀跡で開かれ、周辺をほのかに照らす約500個の明かりに、多くの家族連れらが見入った。15日も開催される。
あんどんは、公募に応じた市民らが制作。風景画や夏の風物詩、アニメのキャラクターなど思い思いの絵が描かれている。古河歴史博物館の入り口付近に飾られ、城下町の風情が残る一帯を彩った。仕事を終え家族5人で来た同市の内藤賢さん(33)は「初めて見たけど、すごくきれい。娘が作ったあんどんも見られて良かった」と話した。
同館はイベント時間帯に無料開放され、同市中田の鶴峯八幡宮に伝わる永代太々神楽を上演。古河文学館でも紙芝居が行われた。