石岡のバイパス20日全通 恋瀬川沿い県道全長2.3キロ 市内渋滞の緩和期待 茨城

茨城県石岡市の恋瀬川沿いに走る県道飯岡石岡線のバイパス(約2.3キロ)が20日午後2時、全線開通する。既に1.9キロは開通していたが、国道6号や国道355号につながる恋瀬橋北交差点までの残り約0.4キロ部分が、今回完成した。
県道飯岡石岡線は、同県かすみがうら市と石岡市を結び、同市茨城2丁目で県道石岡田伏土浦線に接続する。恋瀬川に架かる平和橋の北側区間は道幅が狭く、2006年に同市中津川から国府7丁目の恋瀬橋北交差点までのバイパス整備が決まり、19年に着工した。
付近の国道355号と国道6号は以前は丁字路で交差していたが、今回のバイパス工事で十字路に改良された。
常磐自動車道千代田石岡インターチェンジをはじめ、幹線道路へのアクセスが向上し、石岡市内の渋滞緩和も期待される。