茨城県警 知事選へ4600人態勢で取締本部設置

21日告示、9月7日投開票の茨城県知事選に向け、県警は18日、本部と県内27署に選挙違反取締本部(本部長・滝沢幹滋県警本部長)を設置した。本部と各署の警察官約4600人態勢で選挙違反を取り締まる。
県警捜査2課の捜査員が同日、同県水戸市笠原町の県警本部の正面玄関に取締本部の看板を設置した。同課によると、今回の知事選ではこれまでに選挙違反による警告はない。2021年9月の前回知事選の警告は20件。内訳は文書掲示の違反が19件、文書頒布違反が1件だった。
県警はホームページに「選挙違反情報窓口」を設置し、情報提供を呼びかけている。同課の山口季之課長代理は「県民に身近な選挙。厳正公平な立場を堅持し、悪質な違反に重点を置いて取り締まりを実施していく」とした。