《親子ふれあいクルーズin北海道》リフト「ちょっと怖い」 Cコース 大倉山展望台へ

北海道の旅を通して親子らが絆を育む「親子ふれあいクルーズin北海道」(茨城新聞、下野新聞、上毛新聞社企画、日立ポートサービス旅行主催)のCコースは20日、北海道の苫小牧港に到着した。一行は午前中、レクリエーションを通して交流を深めた。下船後は、バスで札幌市の大倉山展望台に向かい、同所から豊かな自然と都市の街並みが織りなす風景を眺めた。
船内で行われたレクリエーションでは、道内の地名クイズや新聞紙を使ったタワー作りなどを、親子や友人らで楽しんだ。茨城県坂東市立逆井山小6年の中山琴那さん(11)=同市=は「レクは難しかったけど、友達と協力してできてよかった」と満足げだった。
冬季五輪札幌大会(1972年)で使われたスキージャンプ台のある大倉山展望台では、親子でリフトに乗り、頂上(標高307メートル)に向かった。展望台からは「さっぽろテレビ塔」や「円山」など、札幌市内の景色を一望。同県日立市立坂本東小6年の鉄拓真さん(11)=同市=は「(リフトに乗った時)下を見たらちょっと怖かった。信じられない高さだった」と驚いていた。
その後、札幌市内のホテルに向かった。本格的な観光は21日から始まり、おたる水族館(小樽市)などを巡る。