けんちんそば 9月全国展開 ヤマダイ「凄麺」 スープや具材刷新 茨城


ヤマダイ(茨城県八千代町、大久保慶一社長)は9月22日、「ニュータッチ 凄麺 茨城けんちんそば」を全国発売する。昨年秋に発売して茨城県中心に好評だった商品のスープや具材を刷新し、より県民になじみのある味に仕上げた。
同商品は常陸秋そば(そば粉のうち20%)を使用。つゆには今回から柴沼醤油(しょうゆ)醸造(同県土浦市)の木おけ仕込み醤油を使用し、こくと塩みを際立たせた。具材は豆腐、レンコン、サトイモ、ネギにニンジンを加えて彩りを付けた。県職員らの試食を経て味を調整した。
ふたの裏には県公認バーチャルユーチューバー「茨ひより」が県の豆知識を伝えるイラストを入れた。茨ひよりは全6種のうち3種に登場し、ほか3種は同社の商品開発のこだわりなどを伝える。
同商品は昨年9月に初めて発売し、気温が高くなった今年3月に終売。再販を望む声が寄せられていた。
「ニュータッチ 凄麺」は、3年連続でノンフライカップ麺の全国売り上げ1位。ご当地シリーズの茨城県関係は同商品と、発売中の「茨城スタミナラーメン」の2商品となる。スーパーやドラッグストア、道の駅などで販売される。