二所ノ関親方、PR大使に就任 サツマイモの魅力発信 茨城・行方市

大相撲の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が、茨城県行方市特産のサツマイモや焼き芋に関する情報を発信する同市のプロジェクトチーム「行方市さつまいも課」のPR大使に就任した。二所ノ関親方は「部屋の力士たちは全国から来ているので、魅力とおいしさを口コミなどで全国に広めたい」と意欲を見せた。
同県牛久市出身で、同県阿見町に部屋を構える二所ノ関親方。小学生の時、2年間担任を務めた金沢泰治教諭が行方市出身という縁で大使就任が実現した。
21日、市役所麻生庁舎で委嘱式が開かれ、朝食で焼き芋を食べているという二所ノ関親方は「茨城に戻って来てから魅力を知った。茨城といえばサツマイモと言われるようにしていきたい」と語った。
鈴木周也市長は「お弟子さんたちに地方巡業先や本場所のある大阪、名古屋などで食べていただき、PRしてもらえれば」と期待を寄せた。
サツマイモの全国生産量は1位が千葉県成田市、2位は茨城県鉾田市、3位が行方市となっている。