《親子ふれあいクルーズin北海道》ホッキョクグマ「大きい」 動物園やチョコ工場見学

北海道の旅を通して親子らが絆を育む「親子ふれあいクルーズin北海道」(茨城新聞、下野新聞、上毛新聞社企画、日立ポートサービス旅行主催)のCコースは22日、北海道札幌市の円山動物園で、生き生きと動き回るホッキョクグマを間近で観察した。北海道当別町のチョコレート工場では、カカオ豆の豆知識や商品が作られるまでの製造過程を体験しながら学んだ。
円山動物園は、ホッキョクグマやエゾシカなど動物約150種類が展示されている。午前中に同所を訪れた親子らは、ボールを口にくわえて遊ぶホッキョクグマ(体長約2メートル)の姿を写真に収めるなどして楽しんだ。茨城県石岡市立杉並小6年の渡辺千寛さん(11)=同市=は「旅行前から見たかったホッキョクグマを見た。大きくてかわいい」と声を弾ませた。
午後に訪問した当別町の「ロイズカカオ&チョコレートタウン」では、カカオの香りに包まれた工場内の展示を見学。実際にチョコレートを作ったり、試食したりして楽しんだ。同市立石岡小6年の田崎颯人さん(11)=同市=は「チョコレートをコーティングするゲームが楽しかった」とほほ笑んだ。
一行は、大型フェリー「さんふらわあ さっぽろ」で約18時間の航海を経て23日午後、大洗港に到着する。