女子生徒にわいせつ、裸を撮影 容疑で市立中教諭の男逮捕 茨城県警 県教委が懲戒免職処分【更新】

16歳未満の女性にわいせつな行為をし、裸を撮影したなどとして茨城県警は25日、不同意わいせつと児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで、県内の市立中学校教諭でつくば市、男(29)を逮捕した。県警によると、容疑を認めている。県教育委員会は、同日付で懲戒免職処分にした。
逮捕容疑は3月下旬ごろ、県内に駐車した自らの乗用車内で、県内在住の10代女性が16歳未満と知りながら、体を触るなどのわいせつな行為をした上、女性の裸を自身の携帯電話で複数回撮影し、児童ポルノを製造した疑い。
県教委は勤務校の女子生徒にわいせつな行為などをしたとして、懲戒免職にした。指導監督に適正を欠いたとして、校長は減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。県教委は教諭の氏名を公表せず、県南地域の中学勤務としている。
県教委によると、教諭は3月31日午後9時ごろから、女子生徒の自宅アパート付近の駐車場に駐車した自家用車内で、女子生徒の胸を触ったほか、その様子をスマホで動画撮影し、データをこの女子生徒に送った。
4月以降もこの女子生徒と継続してLINE(ライン)でやりとりを続け、わいせつな構図で撮影した画像を送るよう要求するメッセージを送っていた。女子生徒がやりとりのスクリーンショット画像をインスタグラムに投稿し、気付いた同校の保護者が学校に通報して一連の行為が発覚した。
教諭はこれまでにも、この女子生徒と個人的な連絡を取っていたことについて、校長から注意を受けていた。