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茨城県産の新米 店頭に 価格高止まり「いつまで」

県産の新米を眺める買い物客=イオンスタイル水戸内原
県産の新米を眺める買い物客=イオンスタイル水戸内原


茨城県産の新米が25日、同県水戸市内原のイオンスタイル水戸内原食品売り場で本格的に取り扱いが始まるなど、県内のスーパーに並び始めた。新米は5キロで4000円台と高止まり。買い物客からは「高すぎる」「この価格はいつまで続くのか」など、不満の声も上がった。

同店に並んだのは、県産「あきたこまち」。価格は5キロで4622円、無洗米で4730円。新米はごく一部で、陳列棚には2024年産の銘柄米や、米カリフォルニア産の「かろやか」が並び、買い物客は価格帯などを見て品定めした。

新米の価格について、水戸市の70代女性は「毎日食べるので(家計に)影響がある価格」とし、同市の70代男性は「ちょっと高すぎる」と、積み上がった新米の商品を眺めた。

同店を運営するイオンリテールの広報によると、同店では備蓄米が入荷するとすぐに完売する一方、県産あきたこまちも昨年同時期と比較し販売数量が約1.5倍伸びており、担当者は「(ニーズの)二極化が進んでいる」と分析する。

同店は9月に県産新米の「ふくまる」「コシヒカリ」「ミルキークイーン」「筑波北条米コシヒカリ」をはじめ、他県産の新米も順次展開するという。



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