SNS型投資詐欺 日立の女性2238万円被害 茨城

茨城県警日立署は26日、同県日立市、無職、女性(51)が、交流サイト(SNS)を通して知り合った著名投資家をかたる者らに投資を勧誘され、現金2238万円をだまし取られたと発表した。同署はSNS型投資詐欺として調べている。
同署によると、女性は4月下旬ごろ、動画投稿サイトに表示された著名投資家をかたる者の広告を介し、LINE(ライン)アカウントを登録。アシスタントを名乗る者を加えた3人のライングループが作成された。その後、投資を勧められ、アプリのインストールやアカウント作成などを指示された。
女性が6月9日、指定口座に100万円を振り込み、アプリ内で株の売買手続きを行うと、利益が出ているように表示された。さらに出金手続きしたところ、女性名義の口座に5万円が振り込まれたことから、女性は同10日から7月22日までの間、指定口座に10回にわたり計2138万円を振り込んだ。