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茨城県コシヒカリ3万円 25年産当初 概算金 大幅引き上げ

精米されたお米(資料)
精米されたお米(資料)


JA全農いばらきは、各地域のJAに前払いする2025年産コシヒカリの当初概算金を大幅に引き上げた。茨城県内の主力品種であるコシヒカリの1等米は玄米60キロ当たり3万円で、近年で最も高い金額となった。農協関係者への取材で分かった。

JAグループ茨城は6月、24年産の県産コシヒカリの最終精算見込み額が60キロで2万6600円(県域共同計算)になると発表しており、25年産の当初概算金はこれを上回る額となった。

農林水産省によると、23年産のコメ(玄米60キロ当たり)の生産コストは、全国平均で約1万6000円。県平均は約1万5400円だった。主力のコシヒカリ以外では「あきたこまち」「ふくまる」「にじのきらめき」が2万8500円(いずれも1等米)となり、近年で最も高い金額となった。

県南地域でコメづくりをしている30代男性は、地域のJAから提示されている概算金は昨年より1万円ほど上がっているといい、「喜ばしいけれど急激に上がると税金が心配。ぬか喜びはできない。高すぎる」と冷静に受け止めた。

全農いばらきの幹部は昨年、コメの集荷量が減少したことを挙げ、「民間集荷業者の動きを見てこの金額にした。求められている量を何とか確保したい」と語った。

農林水産省が29日公表した25年産主食用米の生産見込みで、茨城県は「前年並み」。全農いばらきによると、昨年同様、高温障害やカメムシの被害が見られ、「コシヒカリの1等米はかなり少ない」とみている。



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