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JX金属 リサイクル拠点 9月9日、稼働開始 茨城・ひたちなか

9月9日に稼働するJX金属製錬ひたちなかリサイクル物流センターの建屋=ひたちなか市新光町
9月9日に稼働するJX金属製錬ひたちなかリサイクル物流センターの建屋=ひたちなか市新光町
竣工式に出席したJX金属製錬ひたちなかリサイクル物流センターの関係者ら=ひたちなか市新光町
竣工式に出席したJX金属製錬ひたちなかリサイクル物流センターの関係者ら=ひたちなか市新光町


非鉄金属大手のJX金属(東京)は29日、茨城県ひたちなか市新光町に建設した「ひたちなかリサイクル物流センター」を9月9日に稼働すると発表した。リサイクル事業の四つ目の拠点とし、持続可能な銅を生産する「グリーンハイブリッド製錬」を推進する。同センターの竣工(しゅんこう)式を同日開き、神事などを行った。

同社は半導体用スパッタリングターゲットの生産を増強するため、常陸那珂工業団地にひたちなか新工場(仮称)を建設している。先行して同センターが工場の一角に完成した。国内外からのリサイクル原料を受け入れる機能を担い、月当たりの受け入れ能力は数千トン規模となる。

同センターではリサイクル原料を積み込み、重量を計測した後、金属含有量を分析するためのサンプリングをする。8棟の建屋で幅広い種類の原料を受け入れる体制を整え、国外からの集荷を想定して大型コンテナにも対応する。

港湾や高速道路に近接しているため物流面でも利点がある。従来の同県日立市、大分県の拠点と連携し、効率的な集荷体制の構築を目指す。2~3年かけてフル稼働する見込み。戸上一郎金属・リサイクル事業部長はリサイクル原料比率の拡大に向け「技術開発のステップに合わせて集荷能力も上げていきたい」と語った。

JX金属グループは銅製錬の過程を活用し、使用済み家電製品や電子機器などのリサイクル原料から、銅や貴金属、レアメタルなどを回収するリサイクル事業を行っている。鉱石の購入条件悪化を背景に、精鉱製錬からリサイクル製錬への事業構造の転換を加速させている。



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