カジキ釣りの国際大会「茨城インターナショナルフィッシングフェスティバル」(同フェス実行委員会主催)が29日、茨城県大洗町やひたちなか市で始まった。31日まで。同市の那珂湊おさかな市場では、用意された体長2メートルを超えるマカジキの解体ショーがあり、家族連れなどでにぎわった。

同フェスは茨城県への観光誘客などが狙い。初日は46隻計約230人が、大洗マリーナ(同町)を拠点に茨城県の約20キロ沖合でカジキを追った。解体ショーは、プロが長い刃物を使って手際よくさばき、間近で見た子どもたちからは「(カジキは)どのくらい硬いの」などと率直な質問が飛んだ。

解体を見学した東京都の小学3年、前橋恒汰さん(9)は「生で見るカジキは大きかった。いつか自分で解体してみたい」と声を弾ませた。