SNS型投資詐欺 取手の男性2246万円被害 茨城

茨城県警取手署は1日、同県取手市、無職、男性(73)が、交流サイト(SNS)を通して知り合った投資グループの代表者を名乗る者らに現金2246万円をだまし取られたと発表した。同署はSNS型投資詐欺として調べている。
同署によると、4月ごろ、男性のLINE(ライン)に知らない株式投資グループからメッセージが届き、男性が代表者を名乗る者と連絡を取るとアシスタントを名乗る者を紹介された。アドバイスに従い、保有していた証券の取引を行うと実際に利益が出たため、男性は信用した。
さらに「IMCマーケット口座を開設して運用すれば大きな利益を得られる」などと勧められ、男性が投資サイトに登録して指定口座に499万円を振り込んだところ、利益があるように表示されたことから、男性は6月16日から29日までの間、5回にわたり1747万円を振り込んだ。