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B1茨城ロボッツ新加入会見 外国籍2選手が活躍誓う クック「全力尽くす」/梁「強み生かす」

タイラー・クックと梁宰珉(左から)=水戸市内
タイラー・クックと梁宰珉(左から)=水戸市内
今季の必勝を祈願する長谷川暢主将(右)=水戸市常磐町の常磐神社
今季の必勝を祈願する長谷川暢主将(右)=水戸市常磐町の常磐神社


バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の茨城ロボッツに新たに加わった新外国籍選手のタイラー・クック(27)と梁宰珉(ヤンジェミン)(26)の両選手が1日、茨城県水戸市内で会見に臨み、意気込みなどを語った。

クックは米国出身。パワーフォワード兼センター。206センチ、113キロの体格を生かしたゴール下での得点力やリバウンドが強み。「求められるプレーをし、チームが上に行けるよう全力を尽くす」と力を込める。

世界最高峰の米プロNBAをはじめ、スペインやトルコなど4カ国のリーグを経験。「どんな状況でもすぐにアジャストしてきた」と、初挑戦となる日本での適合に自信を見せた。

今季、北海道から滋賀に移籍したライアン・クリーナーとはアイオワ大時代のチームメートで、Bリーグについての情報を聞いたという。他のチームからもオファーはあったが「次のステップに上がろうとしてるチームの方が自分のためになる」と、チームと共に成長する覚悟だ。

仙台から加入した梁宰珉は、韓国代表歴があるスモールフォワード。201センチ、93キロで、アジア特別枠での登録となる。

強さとスピードを兼ね備えており、攻守での献身的なプレーが特徴。B1で5季プレーしており、「今まで経験してきたものと自分の強みを生かし、チームを助けていきたい」と抱負を述べた。

ロボッツの印象は、2023~24年シーズン終盤戦での対戦を挙げ「(B1残留に)後がない状況でもハードにプレーしていた」と、苦境に屈しない姿勢が心に残っている。

今季の開幕戦は10月4日、敵地で古巣の仙台と対戦する。「絶対に勝ちたい。チーム内で競争意識を高め、レベルを上げたい」と意気込んだ。

■選手ら「必勝」を祈願 水戸・常磐神社

茨城ロボッツは1日、水戸市常磐町の常磐神社を参拝した。クリス・ホルムHCや長谷川暢主将ら選手、スタッフのほか、堀義人オーナーや川崎篤之社長ら運営会社のスタッフなどを含めた約60人が、新シーズンの必勝を祈願した。

今季は9選手が残留し、新加入3選手を迎えた。2季目の指揮を執るホルムHCは「昨季は守備の部分で基盤ができた。さらに上積みを図り、目標の30勝(勝率5割)を達成したい」と抱負を述べた。

B1は2026年秋から新カテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」に移行する。2季続けて主将を務める長谷川は「B1としては最後のシーズンなので、なんとしても結果を残す。簡単なことではないが、新しいロボッツとして戦う」と闘志を燃やした。




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