茨城県内で激しい雨 台風15号接近、5日にかけ「警報級」の可能性も 水戸気象台

茨城県内は4日、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、各地で激しい雨が降った。水戸地方気象台によると、午後0時26分までの1時間に笠間市で32.5ミリ、同1時38分までに小美玉市で22ミリを観測した。
JR水戸線は、雨量が規定値を超えたため、同0時13分ごろから下館-友部駅間で同2時52分まで運転を見合わせた。JR水戸支社によると、影響で上下6本が運休、下り1本に2時間55分遅れた。
同気象台によると、台風15号の接近に伴い、県内は5日にかけて大雨になる恐れがある。台風の進路や強さによっては、雨が「警報級」となる可能性がある。台風は5日夕方から夜にかけて最も接近する見込み。5日午後6時までの24時間雨量は北部、南部ともに80ミリの予想で、同気象台は、土砂災害や低地の浸水などに注意を呼びかけている。