水海道球場で電線盗難 934万円被害 茨城・常総

茨城県常総市は4日、同市坂手町の水海道球場で照明塔とスコアボード、浄化槽に送電する長さ約130メートルの銅製電線3本が盗まれたと発表した。復旧費用を含めた被害額は約934万円。
市によると、8月25日午前9時20分ごろ、管理スタッフが照明塔の下にあるマンホールふたが開いているのに気付いて確認したところ、電線が切断されていた。市は同日、県警常総署に通報した。
影響で、ナイター予約26件分がキャンセルとなったほか、球場に隣接し共通の浄化槽を使っていた市きぬ温水プールが休館となった。浄化槽とスコアボードの電線は仮復旧した。プールは早ければ5日にも再開する。