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空き家狙い侵入盗 被害総額250万円 茨城県警が78件裏付け

貴金属類が映ったスマホ内画像(県警提供)
貴金属類が映ったスマホ内画像(県警提供)
盗難被害品の金庫(県警提供)
盗難被害品の金庫(県警提供)
犯行経路のスマホ画面(県警提供)
犯行経路のスマホ画面(県警提供)


茨城県警捜査3課などは4日、いずれもベトナム国籍で同県結城市、無職、被告の男(30)=窃盗や強盗罪などで公判中=ら男2人が、茨城県や福島県など4県で、空き家を狙った計78件の侵入盗を繰り返していたことを裏付けたと発表した。被害は現金や貴金属など総額約250万円に上る。

同課によると、同被告は窃盗罪などで有罪判決を受けた無職の男(33)とともに2023年10月から24年10月ごろまでの間、茨城、福島、栃木、神奈川各県で犯行を繰り返したとされる。被害は現金約60万円と貴金属や腕時計など物品約190万円。茨城県内の被害は筑西市35件、結城市12件、古河市3件。

2人は人けのない空き家を狙い、工具で窓ガラスを割る手口で侵入、金庫ごと奪って逃げるケースもあった。スマートフォンのアプリで事前に逃走経路を確認していた。盗んだ貴金属は同じベトナム人の仲間に売っていたといい、生活費や遊興費に充てていた。



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