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日立の突風、竜巻と確認 車2台横転被害 水戸地方気象台調査 茨城

5日発生した突風について聞き取りする調査班=日立市大みか町
5日発生した突風について聞き取りする調査班=日立市大みか町


茨城県日立市大みか町のJR常磐線大甕駅近くで5日に発生した車2台が横転する突風被害で、水戸地方気象台が6日、突風の種類を竜巻と認める現地調査の結果を公表した。

調査結果によると、突風は5日午後1時39分に発生し、風速は約50メートル毎秒と推定。風の強さを示す指標「改良藤田スケール」で、6段階の上から5番目「JEF1」に分類した。当時、活発な積乱雲が付近を通過中で、移動する渦を撮影した画像と目撃証言が得られたとして、突風の種類を特定した。

調査班は6日午前10時から、当時の状況について、近隣の店舗や教育機関の関係者、駅員やバス・タクシーの運転手らに聞き取りした。発生時、現場にいたという女性(37)は「竜巻が来た時、急に横殴りの強い雨になった。視界が真っ白なって、車もガタガタ揺れた。慌てて外を見たら上が確認できないほど高い竜巻があった」と説明した。



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