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皆既月食、3年ぶり 水戸でも観測 茨城

水戸芸術館のタワーの奥に見える皆既月食=8日午前2時59分、水戸市五軒町
水戸芸術館のタワーの奥に見える皆既月食=8日午前2時59分、水戸市五軒町


満月が地球の影に完全に隠れる皆既月食が8日未明、茨城県を含む全国各地で約3年ぶりに観測された。同県水戸市五軒町の水戸芸術館周辺では、静けさに包まれる中、赤銅色の月がタワー越しに浮かぶ光景が見られた。

皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並ぶ現象。月は地球の大気を通って届く太陽光に照らされ、赤黒い色に見える。

国立天文台によると、月は午前1時27分から欠け始め、同2時半~3時53分まで皆既食の状態になった。同4時57分に部分食が終わり、明るい満月に戻った。

日本で次に皆既月食が見られるのは、2026年3月3日。



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