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〝自分のブドウ〟収穫 常陸太田・誉田小 親子、描いた絵目印 茨城

「自分のブドウ」を見つけて親子で収穫する子どもたち。左は園主の椎名智之さん=常陸太田市増井町
「自分のブドウ」を見つけて親子で収穫する子どもたち。左は園主の椎名智之さん=常陸太田市増井町


茨城県常陸太田市立誉田小(同市増井町、萩谷佳之校長)の3年生が10日、同校近くのブドウ園を訪れ、親子学習としてブドウの収穫を体験した。5月に花切り、7月に自分で絵などを描いた袋をかぶせる作業を行っていた。たわわに実った〝自分のブドウ〟を手にして収穫の喜びを感じていた。

ブドウ園の多い地区にある小学校として地域との交流や絆を強める体験学習として年間を通して取り組む。毎回3~4人の6班に分かれ、六つのブドウ園を訪問し、ブドウ栽培やブドウ園経営を園関係者に質問して、仕事の大変さや楽しさを学んできた。

同日も園主に「好きなブドウは」「高価なブドウはどれですか」などと質問。収穫のためにブドウ園に入ると、自分たちのブドウを探し、収穫作業の仕方を教わり、房の重さを感じながらはさみで切り取った。

根本凜さん(9)は「体験作業が終わってしまうのは寂しいけれど、おいしいブドウを収穫できてよかった。冷やして家族で食べたい。自分でもブドウを育ててみたい」と笑顔を見せた。

園主の椎名智之さん(55)は「食育の一環として取り組んでいる。口に入るまでの食物を作る作業を少しでも理解し、食べ物を大切にしてもらえれば」と話した。



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