16種の「地醤油」を味比べ 茨城県内3店でイベント 県醤油工業協組

茨城県の「地醤油(しょうゆ)」を広く知ってもらおうと、県醤油工業協同組合(鈴木正徳理事長)は、「いばらき地酒バー」水戸店(同県水戸市)など県内3店で、県内16の醤油蔵元が手がけるしょうゆを一度に味わえるイベントを開催している。来年8月末まで。
イベントは「いばらき地酒バー」水戸店とつくば店(つくば市)、プレイアトレ土浦内の「IBARAKI佐藤酒店」(土浦市)の3店で開催。各店内では、16種類のしょうゆをスプーンで味比べできるほか、それぞれ提供する冷やっこや湯葉などのおつまみに、自由にかけて楽しむこともできる。いばらき地酒バーの大手大助店長は、味の濃さやとろみなど各蔵の個性に触れ、「フィーリングが合ったものをぜひ試して」と呼びかけた。
同協組PR委員会の黒沢仁一委員長は「県内の醤油蔵元が一堂に集まった。地醤油の大切さを皆に知ってほしい」と話している。