全国高校サッカー茨城県大会開幕 茨城キリスト、守谷、水戸工など快勝
サッカーの第104回全国高校選手権茨城県大会は12日、同県日立市折笠スポーツ広場などで開幕した。第1日は1回戦11試合が行われ、茨城キリストは9-0で下館工を圧倒した。県西合同(明野・結城一・結城二・三和・岩瀬・坂東清風・総和工・古河中教校)は4-1で茗渓学園を下し、守谷、水戸工、八千代、常磐大高、波崎はそれぞれ大差で2回戦に進出した。
第2日は18日、各地で1回戦8試合が行われる。
■3年生2トップ躍動 ともに2得点
○…9得点を奪った茨城キリストは2トップに入ったFW吉田悠人(3年)とMF松本怜旺奈主将(同)が、それぞれ2得点と躍動した。吉田は「長所を出せた」、「周囲のおかげで結果を出せた」と喜んだ。
吉田は180センチの長身を生かしたプレーが光った。前半7分、高さのある右クロスを頭で後ろにそらして先制。同25分には左クロスをトラップし、右足で豪快に決めた。
松本主将は高い予測力を発揮。味方と相手守備が競り合ってこぼれたボールを冷静に押し込み2得点を挙げた。
2人は大久保中出身。吉田はDF、松本主将は守備的MFだったが、高校では2トップを組みチームを引っ張る。目標は同市内のライバルで前回王者の明秀日立との対戦。順当に勝ち上がれば4回戦でぶつかる。吉田は「自分が点を取って勝ち進む」、松本主将は「次も複数得点を奪い次につなげたい」と意気込んだ。
■茨城キリスト・浅利知哉監督(37)
3年生が責任と自覚を持ってプレーしてくれた。途中出場も含め、最後までゴールを狙う姿勢を求めた。序盤は硬さがあったが、取り組んできた主導権を握るサッカーができ、効果的に空いたサイドも使えた。
▽1回戦
茨城キリスト 9-0 下館工
5-0
4-0
守谷 10ー0 つくば秀英
3-0
7-0
県西合同 4ー1 茗渓学園
0-0
4-1
水戸工 12ー0 県東合同
4-0
8-0
藤代紫水 3ー1 県南合同
2-1
1-0
八千代 7ー0 鉾田二
2-0
5-0
常磐大高 8ー0 土浦工
2-0
6-0
波崎 13ー0 鬼怒商
8-0
5-0
古河二 2ー0 江戸川学園
0-0
2-0
竹園 3ー0 水戸農
0-0
3-0
勝田工 2ー1 並木中教校
1-1
1-0
※県西合同は明野・結城一・結城二・三和・岩瀬・坂東清風・総和工・古河中教校、県東合同は潮来・波崎柳川、県南合同は石岡二、土浦日大中教校、竜ケ崎二、江戸崎総合
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