秋の味覚 大粒のクリ収穫期 茨城・笠間

厳しい暑さが残る中、秋の味覚のクリが収穫期を迎えた。木から落ちたイガの中で、日差しを浴びた実がつやつやと輝いている。
茨城県笠間市笠間、諸星一郎さん(83)の畑では、17日、早生(わせ)品種の「大峰」や「ぽろたん」などを収穫した。暑さを避けるため、早朝の午前5時半ごろから作業を始めた。大きいものでは1粒35グラムを超える実を、一つ一つ火ばさみで拾い上げていった。
諸星さんは「今年も上々の出来」と胸を張る。作業は10月中旬まで続き、収穫したクリは同市手越の「道の駅かさま」などで販売される。