茨城県産クリ味わって 生産者がおいしさPR

旬を迎える茨城県のクリをPRしようと、県くり生産者連絡協議会の田口一彦会長ら4人が17日、同県水戸市笠原町の茨城新聞社を訪れ、収穫量全国1位を誇る茨城県のクリのおいしさをアピールした。田口会長は「茨城のクリは丸みと艶、甘みがあり、他県に負けない自信がある」と力を込め、「ぜひ秋の味覚として食べて」と呼びかけた。
県によると、2024年の茨城県の収穫量(同年産速報値)は3870トンで、40年連続トップ。「丹沢」「筑波」「岸根」など品種も豊富で、クリで初めて地理的表示(GI)に認定された「飯沼栗」も生産されている。
同協議会は今年のクリの出来について「猛暑と水不足が生育に影響したが、品質は平年通り」と説明。9~11月にかけ、都内のレストランや百貨店などで、県産クリを使った料理やスイーツを提供し、PRに力を入れる。