「素材こだわり、愛情込めて」 彼岸中日へ おはぎ作り 水戸の和菓子店 茨城

23日の「彼岸の中日」を前に、茨城県水戸市堀町の創業50年以上の和菓子店「菓匠にいつま」では22日、朝からおはぎ作りに追われた。
同店は彼岸の中日限定で、こしあん、粒あん、県内産のカボチャを使用したあんなど6種類を販売している。同日は、早朝から県内産のもち米をせいろでふかし、従業員らが丸め、一つ一つ丁寧に自家製あんこで包んだ。23日も、日付が変わると同時に約3000個のおはぎを作るという。
新妻則夫社長(57)は「素材にこだわり、愛情を込めて作っている。ゴマときな粉はすりたてを使用しているので、見て食べて香りも楽しんでほしい」と笑顔で話した。