天地閣 破産手続き開始決定 茨城
茨城県日立市旭町2丁目のホテル天地閣を運営する天地閣(冨田寛治社長)が24日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。同社と申し立て代理人弁護士は同日、債権者に対し、文書で決定を伝えた。今後は東京都内の弁護士が破産管財人となり、同社の破産事件処理を行う。
同社はホテルやレストラン、結婚式場を手掛け、ケータリングサービス業や貸室業なども展開していた。資本金は2500万円。2011年9月1日の吸収分割によって、分割会社のTK(旧天地閣)から事業の承継を受けた。一部を除いて債務の弁済責任は負っていない。
文書では債権者に向け、「多大なるご迷惑をお掛けいたしますことを心よりおわび申し上げます」と謝罪。同社の財産は破産管財人が占有管理しているため、許可のない物件内への立ち入りや動産の搬出をしないよう求めている。











