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国内初、泊まれる植物園「林音」 茨城・那珂に11月29日開園 温浴施設も 知事「新たな観光の目玉」

温浴施設のイメージ(ボタラシアンリゾート提供)
温浴施設のイメージ(ボタラシアンリゾート提供)


茨城県がリニューアルを進めている同県那珂市の県植物園と県民の森が11月29日、国内初の泊まれる植物園「ザ・ボタニカル・リゾート『林音』(リンネ)」として開園する。植物園としての機能を残したまま、宿泊施設45棟、県産材を使った温浴施設などを新設する。大井川和彦知事が24日の定例記者会見で発表した。

宿泊施設はコテージが18棟で最大80人、グランピングテントは27棟で最大108人泊まることができる。愛犬と泊まれるコテージやドッグランもある。

温浴施設は天然温泉の運び湯を使用。男女共用のサウナでは毎日、人が蒸気をあおいで拡散させるイベント「アウフグース」を実施する。宿泊者だけでなく、日帰りでも利用できる。

レストランでは、常陸牛や県銘柄豚「常陸の輝き」など、県産食材を使用した料理を提供。熱帯植物館内に設ける「バニラドームカフェ」では、夜に宿泊者限定で1日当たり2~3回、ライトアップショーを行う。県民の森はツリーアドベンチャー、AR(拡張現実)シューティングゲーム、芝滑りが楽しめる。

大井川知事は「採算性を高め、持続可能な施設にしたい。県内外から多くの方に利用いただき、新たな観光の目玉にしたい」と述べた。指定管理者、ボタラシアンリゾートの湯沢光晴さんは「関東を代表するレジャー施設を目指したい」と意気込んだ。

入園無料。各施設の利用料は必要。24日から宿泊予約開始。1人当たりグランピングは1万9140円(税込み)から、コテージは2万1340円(同)から。予約サイトはhttp://rinne-resort.jp/



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