自民総裁選 自主投票の方針確認 党茨城県連、一本化難しく
10月4日投開票の自民党総裁選を巡り、党茨城県連(海野透会長)は24日、議員会を開き、県連の対応について自主投票とする方針を確認した。会議後、白田信夫幹事長は「(県連に所属する)全員が一緒に同じ候補を支持するのは難しい」と述べた。
総裁選には5人が立候補している。投票権がある茨城県関係の国会議員は7人で、総裁選挙管理委員を務め中立的な立場にある1人を除き、支持する候補者は3人に分かれている。
総裁選は党所属国会議員が1人1票ずつ投じる295票と、全国の党員・党友の票を分配する295票を合わせた590票のうち、過半数に達した候補が当選する。どの候補も過半数に達しない場合は、上位2人による決選投票を実施。国会議員は1人1票が与えられ改めて投票する。地方は47都道府県ごとに1票が与えられ、勝敗が決する。
県連は総裁選が告示された22日、党員・党友約3万9000人に投票用紙を発送。投票締め切りは10月3日。2024年9月の前回総裁選では約4万3000人に投票用紙を配布し、投票率は60.28%だった。












