ねんりんピック 茨城県選手団、健闘誓う 水戸で結団式

高齢者のスポーツ・文化の祭典、第37回全国健康福祉祭ぎふ大会(ねんりんピック岐阜2025)が10月18日、岐阜県で開幕する。出場する茨城県選手団の結団式が25日、同県水戸市千波町のセキショウ・ウェルビーイング福祉会館で開かれ、18競技に参加する選手らが健闘を誓った。
茨城県選手団は選手と監督を合わせて計122人。同21日までの4日間、ペタンクや弓道などのスポーツ交流大会8競技、サッカーや太極拳などのふれあいスポーツ交流大会7競技、囲碁や将棋などの文化交流大会3競技に出場する。
結団式では、選手団の最高齢で水泳男子平泳ぎに出場する中村勝弥さん(86)=同県常総市=が選手宣誓。「日頃の練習の成果を発揮して記憶に残る大会とし、全国の仲間たちとの交流を深め、友情の輪を広める」と力強く誓った。
選手宣誓に先立ち、選手団長を務める県社会福祉協議会の大川遵一常務理事に県旗が授与された。手渡した県保健福祉部の市村志保次長は、あいさつで「練習や活動の成果を発揮するとともに交流の輪を広げてほしい」と激励した。