J2水戸にJ1ライセンス交付 例外適用、来季昇格でも本拠地変更なし 新スタジアム発表は未定
J2水戸は25日、来年2月に開幕する特別シーズン「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」のクラブライセンスについて、JリーグからJ1ライセンスが交付されたと発表した。
昨年に続き、水戸は新スタジアムを将来的に整備するという例外規定を適用して申請し、受理された。来季J1に昇格した場合も、基準の収容1万5000人に満たない現行のケーズデンキスタジアム水戸を本拠地として使用する。
例外規定は昇格を条件に猶予期間が始まり、2028年11月末までに具体的なスタジアム整備計画をJリーグに提出した上で、30年11月末までに工事の完了と供用開始が条件とされている。また、5年以内に条件を満たせない場合、再度の例外申請で2034-35シーズンの開幕前日まで延長が認められる。
関係者によると、新スタジアム構想の現状について発表は未定。クラブを通じ、小島耕社長は「新スタジアムの進捗(しんちょく)状況については関係各所と確認しながら進めていく。報告ができる状況になった段階で進捗を発表する」とコメントした。
25日現在、水戸は今季通算15勝10分け5敗、勝ち点55で首位。8試合を残し、初の昇格が視野に入っている。
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