茨城総合プレスセンター 破産手続き開始決定 負債約8300万円 茨城
東京商工リサーチつくば支店は26日、紳士服や婦人服の仕上げプレス業の茨城総合プレスセンター(茨城県土浦市)が水戸地裁土浦支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は16日付。負債は約8300万円。
同社は1967年創業、73年に法人化した。縫製工場などで製造された衣類などの最終仕上げを手掛けるほか、保管業務や各店舗への運送業務を展開、大手商社などからの受注で97年4月期には1億4052万円の年売上高を計上した。
だが2016年以降、商社との取引がなくなり業績が縮小、債務超過が拡大した。その後、一時的に収益が改善されたが、業況は上向かず、24年9月期の年売上高は約4500万円まで落ち込んだ。25年7月に代表者が亡くなり、後継者不在のため事業継続を断念した。











